貸し倉庫のスレート屋根のカバー工法での改修工事(リフォーム)のご紹介です。
≪カバー工法≫
既設のスレートの処分費が減るのと、下部をそのまま利用して作業ができるため最近多いですね。
もう築何年ものかわからないコケの生えたスレートの屋根で乗るのも怖い既設の屋根です。
近年、スレートの処分が、費用的にも環境的にも難しくなってきて、既設を生かしたまま新しくするカバーする工法が主流になっています。
屋内もそのまま利用できるため、そういう点でも工事が多くなっていると思います。
本物件も、屋内は使用しながらの工事でしたので、下部での見張りを一人置いて、上部で作業している時には注意をして、事故や怪我の無いように気をつけての作業でした。
元々、1/3は、カバーしてあってそこの続きからなので、既設の屋根に形状をあわせて屋根を選んでいます、
佐藤くんの段取りで後藤さんを頭に工事をしています。
棟にベンチレーターや、明かり取りの屋根などがあり色々納めが悪く雨漏りに気を付けないといけない現場です。
棟・片棟包みは、ラジアル加工したもの(屋根材を湾曲させたもの)を取り付けていますので元の屋根と似た感じですが、板金の仕上リなのですっきり綺麗な印象になっています。
明り取りが、既設では風化して屋根に紛れてしまっていて落とし穴になっていますが、新設では新しくなったFRPの明かり取りが目立っています。
新しくなった屋根でまた長く使ってもらえそうです。
屋根:カバールーフ やまなみ
材料:ガルバリウム鋼板 素地
軒樋:既設のまま